Salon Yurika

28歳。作家、ファッション・美容コンサルタント。美容・インテリア・ファッション・闘病・暮らし、様々な「自分テラピー」をご提案するライフスタイルブログ。

【デブがどんどんデブになるメカニズム】スレンダーだった私が向精神薬の副作用をきっかけに15kg増量した話

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さて。これから、少しずつ私のダイエット論や方法についても投稿しようと思っているので、その前に。

今日は、25年間(まあ正確に言うと、今の身長になってからの10年間くらい)、161cmで平均体重が48kgだった私が、向精神薬の副作用をきっかけに59.8kgまで昇りつめた(体重計に乗って記録した中でこれが最大なので、確実に60kgを越えた瞬間はある)経験を踏まえた上で、「デブがどんどんデブになるメカニズム」について、私なりに解析して行こうと思います。

私と同じように、精神疾患などの治療で、向精神薬や、他のお薬の副作用で、予期せずデブデビューしてしまい、一年、二年、三年と経ってもなかなかその沼から抜けられず、拒食・過食・便秘・下痢・痔などを繰り返し、それによってさらに病状が悪化したりし、辛い思いをされている方に、少しでも、今の状況はいつかきっと、「デブになった時期があってさ〜w」と、笑い話にできる日が来ると言う希望を、持っていただけたらと思っています。(ちなみにかくいう私もまだ笑い話にできる状態ではないのですが。「超、デブだった、ときがあって…アハッ、アハハハッ!…。(苦笑 OR 無理して爆笑)」みたいな段階です。)

 

現在の私

始めに言いますが、上記でわかるように私もまだまだ全く元の自分の体型に戻れず、体調が不安定なことによって、体重は時期によって、ひどい時は一日単位で、激しく変動します。食べ物が大好きだった私が、拒食と過食を幾度となく繰り返してしまったせいか、なぜか以前のようには食に興味を持てず、大好きだった料理も、自分のためには頑張れない。食生活を気遣える時と、完全に荒れている時とでムラがあり、便秘や下痢、痔はまだ治りません。それでも、一年半かけて、なんとか53kg前後(病院等が推奨する私の身長に対する標準体重〈55kg〉以下)をキープできるところまでは辿り着けました。そして体重以上に、59.8kg時代にやっていた「デブがどんどんデブになるメカニズム」を作る悪習慣を、ほとんどやめることができました。自分の体型を見て、昔とは全く違うから未だに凹むし、おしゃれも前と同じようには楽しめないし、何より食べ物をあまり食べたいと思わなくなってしまった(拒食という意味ではなく、「あ、あれ食べたいな〜」とか、食欲が以前のようには湧いてこない)ことは悲しいけど、荒れ果てていた「デブがどんどんデブになる生活」を抜け出すことができたのは本当に良かったと思っています。

太っていて良いことって、ほとんどない。それは、太っているとイケてないとか、見た目とかそれだけの話ではない。無論、体型は自分に対する自信に比例したりするわけだけれど、それ以上に、やはり人間には「適正な体の状態」というものが存在していて、それは普段の生活によって形成されている。無論、生まれ持った体質というものは確実に存在するし、神経質に不健康な体重まで痩せようとする必要はないけれど、もしも、太ったことによって体や生活に異常を感じたり、ましてや健康診断の数値になにか出てきていたり病気になったりしているのなら、それは自分にとって適正な体重ではないという証拠。お先まっくらくらな気持ちになる必要はないけど、十分に色々と注意して生活をしないといけないのは確か。

いずれはまた、47kgとは言わないけど、50kgをキープできるようになるところまで戻りたい。まだ闘病生活が続いているのでなかなかそう簡単には行かないけど、まずは健康であり、健康を取り戻すこと。そのためには、痩せようと神経質になりすぎることは、体に毒。今は、54kgを越えていない限りは、ひと泣きするだけに留めるようにしています。

 

59.8kgに昇りつめるまで

2015年の秋頃から、色々なことが重なり、最終的には仕事が自分のキャパシティを超えたことによって、気鬱だけではなく、体も動かなくなってしまい、2015年11月には食欲も失い、ご飯を一週間以上食べられない日々が続き、さすがにやばい、このままでは仕事も何もできなくなってしまう…と思ったことをきっかけに、初めて心療内科受診をしたのです。この時、一週間以上まともにご飯が食べられなかったので、体重は43kgくらいにまで落ちてました。

新卒入社した会社では基本的に多忙だった(と柔らかく言いますが立派な社畜だった)ので、会社員時代は、自分の人生の中で考えても、最も痩せていた時期でした。平均体重46kgくらいの、かなりのスレンダーボディ。ですが、ご飯もしっかり食べていてこの体重だったので、健康に特に問題もなく、ヒャッホーーイと自分のスタイルには自信を持っていたくらいでした。(ひんぬーなこと以外。)嗚呼。あの頃に戻りたい。

ところがまあ冒頭に戻るわけで、心療内科を2015年11月に初受診。この病院が、通い始めてから気付くまでに一年かかったのですが、ヤブ医者だったのですね。当時は体がおかしすぎて、そういう発想すらないくらい、もはや記憶障害のような状況だったので、何においても言われるがまま、されるがまま。二ヶ月後には、会社も気づいたら休職になっていた、という感じで、自分の身に何が起きているのか、自分の体調がどれくらいやばいのか、全く分かっていない状態でした。病院に通い始めて半年ほど過ぎた頃になって、「え?つか初診以来の診察全部1分で終わってね?」「え?なんで私薬9種類も飲んでるの?いつからこんなに増えたんだ?」「調子悪いって言ったら薬増える、薬の副作用が強いって言ったらその薬の副作用をおさえるための薬を新たに処方される、調子はまぁまぁと言えばじゃあこのまま薬出しときますって言われる。この3パターンだし、やっぱり1分で終わってるわ」などと、少しずつ気づき始めました。2016年の秋、そのお医者さんに対して不信感が募っていたこと、煩わしい態度を取られて病院(心療内科という一応心の状態を治すための病院)に行ってテンションが下がっていたこと、春に引っ越したことでそもそも病院が遠かったことから、その病院に行く理由が全くないことに気づき、今度は入念に調べて、現在もお世話になっている今の先生のところに転院しました。

59.8kgに昇りつめたのが、上記の期間でした。2015年11月に通い始めた当初、全く食事が喉を通らなかったのが、薬の影響で一日5食以上食べるという生活に。でもその時は、食えないよりはいい、5食一応お菓子とかじゃなくてしっかり食事を摂ってるからいい、と思い、謎に元気になっていた気分になっていたので、気にしないことにしていました。ですが、2016年2月頃になって洋服を着る時に違和感を感じるようになって、なんとなく体重計に乗ってみると(そう、体重計に乗るという習慣・発想すらそれまでなかった)、53kg。11月に痩せてしまって43kgだったとはいえ、たった3ヶ月で10kgも増えていたのです。私が59.8kgに昇りつめる以前までの人生で一番体重が重かった時が、高校生の時に一瞬54kgになっていた時。その時は思春期で、単純に太りやすい年齢だったのだと思うけど、幼少期からずっと太ったことがなかった私は体重計に乗るや否や、絶叫するほどのショック、鏡で自分の二の腕の太さに愕然としたもんでした。それが、いま、「1日5食も食べられるなんて幸せ!3時間後の食事はなにを食べようかな♡」とか考えながら、その高校生の時の体重に近づこうとしている。そして翌月の3月はついに、55kg。ハイ来ました人生最高体重(当時)。座った時に、お腹の肉が何段かのフォームを作るのを自分で感じる。ゆったりスタイルの服を着て違和感を感じて鏡の前に立ってみると、「あれ…?こんなピタT持ってたっけ…?」と自問自答。わかりますかね。ドルマンシルエットとかダボっとしたデザインの服って、ダボっとするために・ダボっとするから成立してるわけで、それがぴったりサイズになった時、もう「その服」は「その服」として成立しないわけですわ。ファッションに疎いかたに分かりやすく言うならば、そうだなぁ……すみません、いまうまい例えが出てきません。いい例えが思いついたらまたこの部分は修正しますわ。まぁパンツとスカートくらいには違いますね。ああ全然しっくりこない例え。

兎にも角にも、これはやべえってなり、当時まぁ一日5食も食べてるわけですから、闘病の身でもそれなりには元気で、医者への不信感も募っていたことから自分の飲んでいる薬について自分で調べてみたのです。どうも、2016年4月当時、私を半年で43kgから57kgまで(あれまた増えてる)太らせたのは、ドグマチールという薬の副作用でした。そこでヤブ医者に、現状を相談。するとヤブ医者は「じゃあドグマチールはやめましょう!では!」と、診察しゅーりょー。心療内科を一定期間以上受診した経験のある方ならお分かりかと思うのですが、向精神薬ってそう簡単に変えたり減らしたりしちゃいけないんですよ。離脱症状、禁断症状という怖い症状が起きるからです。ドグマチールの断薬は、幸い離脱症状は起こさなかったけど、なにが起きたかって、うつ状態の復活。もとい、食欲不振。一日5食もりもり食ってた私が、なにも食べる気になれず、水分ですら水以外摂る気にならない。これじゃ栄養失調になる…と思い、スムージーをストックしてとりあえず一日に1本飲む、という生活が続き、今度は1ヶ月だけで4kgも体重減。53kgに戻り、少し嬉しい反面、このままではまたやばいと思い、再度ヤブ医者に当時悩まされていた不眠症のひどい症状とともに相談。すると、「ではこのお薬を試してみましょう!では!」…今やから思うけど、ほんまこいつ、街中でズボンのチャックあいてるところかなんかを大人数に指さされて笑われてくれ。(しねっていう言葉が好きじゃないのでこう言いますが、要するにそういうこと)

そして問題がここからですよ。その時処方されたお薬が、リフレックスというとても優秀なお薬で、私が今のところ断薬できたお薬の中で一番断薬に苦労したお薬なのですが、これが本当によく眠れるようになるし、食欲もすぐに回復。でもドグマチールを飲んでいた時より大きな問題が起きたのです。食欲は沸くけど、食にまったく興味がないんです。要するに、ただ「なにかを食べたい」「食べていないといられない」「手っ取り早く食べられるものが食べたい」「なにか口に入れてないと不安」という状態。これって、ほんとうの意味での「食欲」じゃない。一日5食生活の時は、「中華が食べたい」「パスタが食べたい」「お肉が食べたい」「もつ鍋が食べたい」と、しっかりと食べるものに対して興味と好奇心があったのが、今度はただただ「何でもいいから腹を満たしたい」。そして、「すぐに食べたい」。食パン1斤を軽くぺろっとバターだけで20分くらいで平らげて、3時間後にはまたもう1斤ぺろっと食べる、おやつくらいの時間になったらケーキを食べる、夜になったらたこやきを食べる、寝る前にバターロール芋けんぴかりんとうを食べる……お気づきでしょうか?そう、体がとにかく、粉と糖分を欲してるんです。当時、ヤブ医者に処方されていた別のお薬の副作用も強く、夢遊状態で朝4時にぷら〜っとコンビニまで出掛けてケーキを2個買って、意識が戻ると気付いたら家でケーキを食べてました。それに気づいて、泣きながら次はパンを食べる。食に執着がないのに体はとにかく欲する。今考えても、本当に怖く、辛い体験でした。そうして、一日日5食時代は、一応半年間色んなものをたくさん食べすぎて14kg増えたのが、今度は5月から7月までのたった二ヶ月間粉だけを食べて7kg太り、こうして私は59.8kgになったのです。



59.8kgの生活

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こんなんばっか食うてました。でも、前述の通り、基本パンにしか興味ない日が続いていたので、「ピザを食べたい!」思ってる日はある意味、健全(元気)な証拠でもありました。ピザはマジ激ごちそう、激ラブでした。ドミノピザ愛してました。アメリカ育ちなので、ピザはアメリカンピザが好きです。元祖ピザであるイタリアのピザはいいけど、海老マヨコーンピザみたいなやつとかまじクソだと思ってます。チーズとペペロニのピザが私のスタンダードピザです。ドミノピザ愛しすぎて、Twitterでよく愛してる愛してる勝手に呟いてたら、2回くらいドミノピザ公式Twitterから「いつもありがとうございます」ってお返事がきました。……すみません、話それました。

そんなこんなで、私のダイエットはまず、薬の断薬とヤブ医者とのお別れから始まるわけですが、薬の断薬と私のダイエット方法については今後別記事でしっかり書かせていただくとして、原因が病気であろうと何であろうと、デブになると、なぜどんどんデブになっていくのか?ここで、この記事の本題とも言うべきところに入るわけですが、その「デブがどんどんデブになるメカニズム」とは一体なんなのか?よく、太ってしまった人が、どんどん太っていくというあの現象、見ることは少なくないですよね。それは、一日5食食べてるデブだろうと、パンしか食ってないデブだろうと、それ以外のデブだろうと、同じことが起きるのです。それを私は、不本意ながら自分で自分の身をもって「あ、こういうことか」と、気づいたのです。

大きく分けると、そのメカニズムはこの3つのステップから成っています。

 

1.デブになるものが好きになる。

前述の通り、私は食べ物が大好きな子でした。痩せの大食いで、なんでも大好きな子で(痩せてた頃の自分のことはあえて「子」とか可愛く言ってみよう)、例えばパンやケーキやお菓子や揚げ物やマヨネーズに特別な愛情を持っておらず(ふつうに好き)、それがまあもう、街中を歩いていたら目が惹かれるものといったら、ラーメン屋さん、ケーキ屋さん、ドーナッツ屋さん、油っこい中華料理屋さん、スーパーのスナック菓子売り場、コンビニの中の揚げ物あつく保ってるアレ。舌の趣向が変わるわけです。これは医学的な証明は私には出来ないのですが、とにかく食べ物の趣味が全くもって変わったのです。

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こうしてデブは、すでにデブなのに自ら好んでさらにデブになるものを食べるわけです。私は、やばいと思って頑張って健康思考に戻ろうとしても、「最近は、健康のために蜂蜜を毎朝スプーン1杯舐めてます☆*美容効果だけじゃなくて、殺菌効果が高くて喉がすっきりするんですよ♡」とかインスタにあげながら、実際は蜂蜜を瓶ごと持って、そのまま一回でひと瓶の半分くらい消費してました。プーさんかよ。いや、そんな可愛いもんじゃないです。プーさんごめんなさい。喉がすっきりする感覚とかもはやないよ、お口の中蜂蜜の味しかしなかったよ。そうして、次に…

 

2.体が重い。

そりゃ人間、元の体重よりも10kg太ったら、普段の自分が10kg以上の荷物を常に抱えてるのと同じ状態ですからね。決して軽やかな動きをするほうではなかった奴でも、自分がもともとしていた動き方を、10kgの荷物を背負った状態では出来ないですよね。自分でもわかるんです。あたす、なんか動きがにぶい。なんか、遅い。そうして最終的には、

 

3.動かなくなる。

正確に言うと、動けない。もうね、体が重くて動けないんです。前は、せっかちなところがあるので、そんなに急いでなくても、駅のエスカレーターが人うじゃうじゃに混んでたら煩わしくなって、結構長い階段でも、階段を選ぶ。そんな奴だったのが、ちょっと急がなきゃいけないのに、十数段の階段ですら登るのがめんどくさい。無意識に、「エレベーター…どこおーー…??(デブの声)」って探してる。(そして探すのも遅い)家では、ソファでもはやトド状態。必要なものは動かなくてもすぐに手に取れるよう、いつもの定位置の半径1m範囲内に全てある。自ら動かなくていい方法をこうして見つるのだ。(そういう頭は働くのだ。)(そして必要なものついでに、必要のないお菓子も。)動けないので、動かなくてもいいようにするから、どんどん動かなくなる。重いから動けなくなる→からの→動かなくなる→からの→さらに動けなくなる→からの→どんどん動かなくなるという、負のメカニズム、これ「デブの基本のメカニズム」とでも呼んでおきましょうか。

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こうして、デブ体型ではなく生態になるんです。

この「デブがどんどんデブになるメカニズム」が完全に自分の中で植えつき、デブが単なる体型ではなく自身の生態になった瞬間、生活が食事と限らず「デブの生活」になります。デブの生活になった瞬間、なかなかそこから「“ふつう”の生活」ないし「痩せてた頃の生活」に戻すことが難しくなります。そうしてデブは昨日よりも今日、今日よりも明日、どんどんデブになっていく…のでした。

 

 

…と、決してネガティブなメッセージを伝えたいのではなく。前記の通り、私はまだ「元の自分」には戻れていないですが、この「デブがどんどんデブになるメカニズム」をどうにか、いろんな方法で頑張ったのち、断ち切ることに成功したのです。まだまだ「ダイエット」なるものに成功したとは言い難いし、現在も闘病中の身なのでいつなにが起きるかはわからないけど、痩せてた子がデブな奴になった経験から得た自分の中での屈辱、そして薬の副作用だったことによる辛さ(特に食べ物に興味がないのに食べることをやめられなかったこと)を経験し、そこから自分なりに色々と試行錯誤してさまざまなダイエットや方法に取り組んだことについて。これから少しずつ書いて行きたいと思います。

 

その前置きにしちゃ長いけれども、今日書いたことの中で、それが心療内科関連のことなのか、デブの生態の部分なのか、何かしら思い当たる節のある方にとって、小さな希望になるようなことを今後綴って発信して行きたいと思っています。その思いとと共に、私の体験してきたことをいつかこうしてひとまとめにしたかったのです。

 

文章が終盤に来て失速してしまったけれど、途中まで書いてた文章が消えてしまったショックによるやる気の喪失からだと思って大目に見てやってください。

いつかまたしっかり書きたいと思う。その時までに、ドルマンがドルマンじゃなくなる例えも考えとかないと…。

 

 

Yurika

なんっちゅー終わり方やねん。